竹塩には、様々な健康に良い成分が含まれていますが、どんな成分もそうであるように全く副作用がないわけではありません。とはいえこれまで竹塩の副作用について詳しく説明されていることも多くはありませんでした。
そこで今回は竹塩を取ることの副作用を紹介します。竹塩を使おうと考えている方は試す前に一回読んでみてもらえると幸いです。
1. 高血圧のリスク
竹塩は健康に良い塩ですが、塩は塩。過剰摂取すると高血圧につながります。いくら健康的な成分であってもあくまで常識の範囲内の使用量に抑えて竹塩を利用しましょう。竹塩をいつも使っている塩と取り換えて、日常のお料理に導入するくらいの使用量でよいかと思います。
2. 下痢のリスク
竹塩はアルカリ性の物質です。アルカリ性の成分を摂取すると健康効果はあるのですが、過剰摂取は問題です。アルカリ性物質を取りすぎると胃酸の働きが弱まり、消化不良を起こして下痢になるケースがみられます。
またアルカリ度が高すぎるとミネラルの吸収を阻害するフィチン酸の生成を促してしまいます。竹塩が持っているミネラルの成分を阻害してしまうのです。
人間の身体は弱アルカリ性を保ち続けるのが健康に良いので、アルカリ性を強く摂取し続けると上記のように健康に悪影響が出てしまうリスクがあります。特に胃酸過多や消化性潰瘍のある人は竹塩を使用する際は慎重に使用しましょう。
3. 心臓病や腎臓病の悪化
高血圧は心臓病や腎臓病のリスクを高めてしまいます。そのためこれらの症状がある人は竹塩を含む高ナトリウム食品の過剰摂取に特に注意が必要です。
健康のために竹塩を取り始めたのにそれがきっかけで高血圧、心臓病、腎臓病となってしまうのは本末転倒です。ほどほどの量の摂取を心がけましょう。
4. 歯のエナメル質への影響
竹塩を歯磨きに使用する場合、その粒子が硬いため過度の使用は歯のエナメル質を傷つける可能性があります。そのため竹塩を歯磨きへ使いたい場合は竹塩成分が含まれた歯磨き粉を使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。以上、竹塩を副作用を紹介してきました。基本的には過剰摂取による影響が出てしまいますので、いくら健康に良い竹塩であっても使用料は適量にしましょう。
特に健康上の問題がある場合や不安がある場合は、医師や栄養士に相談することをお勧めします。また、竹塩を健康維持の一環として利用する際は、大前提バランスの良い食生活と適度な運動を心がけることも大切です。竹塩は健康的になるためのあくまで一つの手段です。竹塩をうまく活用して、健康的な生活を送っていきましょう。
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